先日お話しした、55歳の女性の方のお話。
定年までには起業して、自分の力で自由な生き方を手に入れたい。
そんな強い思いを持って、起業塾にも入り、これまで学んできたそうです。
でも、今の段階では「何も形にできていない」と話されていました。
その原因は一体何なのか──。
それは、「心のブロック」でした。
モノを売る経験がないから、イメージすらできない
この方はこれまで、人にモノを売ったことがありません。
だから、どうやって売るのか?
誰に届けたらいいのか?
どんな言葉を使えば相手に響くのか?
すべてが“ぼんやり”していて、形にできない。
「ターゲットが分からない」
「商品設計ができない」
そう言う人の多くは、経験が不足しているだけなんですよね。
やってみないと、見えないことはたくさんある。
でもその“やってみる”ことが怖い。
自分を表現することが怖い。お金をいただくのが怖い。
この方は、特にこう話していました。
「自分を表現するのが怖いんです」
「発信するのが怖い」
「お金をもらうことにも、ものすごく抵抗がある」
つまり、根底にあるのは「自己否定」や「価値を感じてもらえる自信のなさ」。
これがいわゆる“心のブロック”で、多くの人が最初にぶつかる壁でもあります。
このブロックがある限り、どれだけ知識を学んでも、行動にはつながらない。
だから、形にもならない。
これは本当によくあることです。
「やらなければならない」現実が見えたとき、人は動き出す
じゃあ、この心のブロックをどうやって外していけばいいのか?
それは、「やらなければならない理由(=必要性)」を明確にすること。
人は「なんとなく起業したい」くらいの気持ちでは、なかなか行動に移せません。
怖さが勝ってしまうんです。
でも、
「このまま定年を迎えて、年金だけでは暮らせない」
「自分で稼ぐ力がなければ、生活できなくなる」
そんな現実を強く意識すると、気持ちは変わります。
“やらなきゃマズい”という状態になれば、ブロックがどうとか言っている暇はなくなる。
本当に必要なことなら、人は動くし、動いた先でブロックは自然と乗り越えていける。
行動できる環境に身を置くのも、突破口のひとつ
もちろん、いきなりすべてを一人で乗り越えるのは難しいです。
だからこそ、「行動できる環境」に自分を置くことも大切。
・一緒に頑張る仲間がいる
・発信やセールスの実践ができる場所がある
・挑戦することが当たり前の雰囲気がある
そうした“空気感”の中に入ると、不思議と一歩踏み出しやすくなるものです。
最後に
起業したい。自由な働き方がしたい。
そう思っているのに、なかなか動けないのは
「自分の中のブロック」のせいかもしれません。
でも、そのブロックを超えるには「理由」が必要です。
本当に必要なことなら、人は変われる。行動もできる。
「私は本当に起業する必要があるのか?」
「このまま何も変えずに5年後、10年後を迎えていいのか?」
一度、自分に問いかけてみてください。
答えが「今、動かなきゃ」となったなら、
もうその時点で、変わる準備はできています。